一般社団法人PyCon JP設立趣意書¶
平成25年(2013年)3月21日 設立
令和2年(2020年)3月11日 組織名を「一般社団法人PyCon JP」から「一般社団法人PyCon JP Association」に変更
プログラミング言語Pythonは、登場から20年あまり経った今日、有力なソフトウェア開発言語の一つとしてひろく世界に普及しています。日本においても、Python自体や関係するソフトウェアへの関心は高く、多くの人々がPythonを学び、ソフトウェアを開発し、成果物を公開したり、ウェブ上で情報発信しています。私たちは、Pythonユーザが一堂に介し、互いに交流を深め、知識を分けあい、新たな可能性を見つけられる場所として、PyCon JPの企画と運営に取り組んできました。とりわけ、PyCon JPを広く世界のPythonユーザにも開かれた場と位置づけ、国内外のユーザにとって魅力的なカンファレンスとなるよう努力をつづけています。
PyCon JPを素晴らしいカンファレンスとして維持していくには、ただ自分たちの会を毎年同じ時期に同じ場所で開催するだけでは足りないと、私たちは考えます。国内外で行われるカンファレンスとの連携や、ユーザ間の交流の促進、Pythonや関連するソフトウェアの普及・啓蒙をお手伝いしていくことで、Pythonにもっと多くの関心が集まり、沢山のユーザやソフトウェアが生まれていくことが、私たちの原動力となると信じています。 こうした活動に長い時間をかけて取り組んでいくために、私たちは運営母体を法人化することとし、一般社団法人PyCon JPを設立します。
一般社団法人PyCon JPのあらまし¶
目的¶
Pythonならびに関連するソフトウェアに関心を持つ者に対して、カンファレンス等の開催を企画・運営・支援することで、交流・啓蒙・普及・教育の場を提供し、日本および世界各国におけるPythonの普及と進化に寄与します。
意義¶
PyCon JPを継続的に開催していくための法人化です。法人化によって、法人の名のもとで各種契約を締結できるため、とりわけ日本国内での活動が円滑になると考えています。
資金管理の方針と責任の所在を明らかにでき、より健全な運営につながります。
PyCon JPを開催する運営チームは、開催のために都度組織されます。チームの組織と運営を分離することで、開催終了から次のチームへの引き継ぎまでの空白期間をなくします。
継続開催の主体となることで、長期的な視点で開催の見通しを立てられます。
主な活動¶
国内外でのPythonならびに関連ソフトウェアのカンファレンス等の企画・開催・運営
Pythonならびに関連ソフトウェアのカンファレンス等を運営する他団体への援助
Pythonならびに関連ソフトウェアに関心を持つ者に対する、視察・交流促進活動の援助
その他、この団体の目的に必要な事業
一般社団法人PyCon JP 社員リスト¶
寺田 学
増田 泰
イクバル ビン アバドゥラ
ルイス イアン マシュー
所在地¶
東京都台東区東上野一丁目11番1-9階 (2013年5月1日に移転に伴い住所変更)